<数量限定>嘉之助コラボレーションシリーズ 02 KANOSUKE × TSUNUKI 

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700ml ABV: 57%
通常価格 ¥16,500 (税込)
通常価格 セール価格 ¥16,500

コラボレーションシリーズ第2弾~Leading the Way in Kagoshima Craft~

「嘉之助コラボレーションシリーズ」は、異なる個性を持つ蒸留所同士の原酒交換を出発点に、樽の選定や熟成環境、クラフトマンシップまで領域を広げながら、それぞれの魅力が響き合う新たなウイスキー造りに挑戦するプロジェクト。

第2弾は「Leading the Way in Kagoshima Craft~鹿児島クラフトの道を切り拓く」をテーマに、鹿児島県のマルス津貫蒸溜所とコラボレーション。

2020年春、両蒸留所は熟成前原酒であるニューメイクを交換。津貫のニューメイクは海辺の嘉之助蒸溜所で、嘉之助のニューメイクは盆地に位置する津貫蒸溜所で熟成されました。6年の時を経て育まれた原酒をもとに、それぞれの蒸留所が独自のブレンディングを行い、個性の異なる2つのブレンデッドモルト・ジャパニーズウイスキーが完成しました。 芳醇な果実味と華やかでほろ苦い個性が調和する味わいをお楽しみください。

TASTING NOTE

完熟果実の華やかさと、心地よいビターな余韻

COLOUR
黄金色  

AROMA
ドライアプリコット、洋梨、カスタードクリーム、パイナップル 

PALATE
カスタードクリーム、すりおろしりんご、マーマレード、グレープフルーツジュース  

FINISH
円みを帯びた果実味とビターな味わいが長く続く 

DETAIL

本製品は冷却ろ過を行っておらず、沈殿物や濁りが発生する場合がありますが、香味成分の由来のもので、品質には影響ございません。 

詳細を表示する

PRODUCT STORY
鹿児島クラフトの道を切り拓く
「嘉之助コラボレーションシリーズ 02 KANOSUKE × TSUNUKI」

商品開発の舞台裏
嘉之助蒸溜所 ブレンダー/品質管理 係長 芹川直子

開発にあたり、嘉之助蒸溜所では、マルス津貫蒸溜所から預かったニューメイクをバーボン樽と焼酎リチャー樽で熟成。キーモルトには、焼酎造りの技術をウイスキー造りへと応用するKANOSUKEならではの「麦焼酎ノンリチャー樽熟成原酒」を採用。さらに、熟成年数の異なるバーボン樽原酒や、焼酎リチャー樽で熟成させた原酒を赤ワイン樽で追熟したダブルカスク原酒をアクセントとして加え、芳醇な果実味と奥行きのある甘みを重ね合わせました。その開発の中心の担った芹川直子(嘉之助蒸溜所 ブレンダー/品質管理 係長)に新しい挑戦の舞台裏を聞きました。

Q1. 第2弾は、マルス津貫蒸溜所と、それぞれのニューメイクを交換し、互いの環境で熟成させるという新しい試みに挑戦しました。原酒交換を振り返って、特に印象に残っていることはありますか?

芹川:
同じ鹿児島でウイスキー造りに取り組みながら、それぞれ異なる個性を持つ蒸留所同士で原酒を交換できたことは、非常に印象的でした。 なかでも、普段から交流のあるマルス津貫蒸溜所の皆さんが造った原酒を、実際に自分たちの手で熟成させられたことは特別でしたね。 顔の見える造り手たちの原酒を預かり、嘉之助蒸溜所の環境や樽を通して、自分たちなりに解釈しながら酒質を組み立てていく。そのプロセスには、大きな期待とワクワクがありました。

Q2. 初めて津貫の原酒をテイスティングしたとき、どのような印象を受けましたか?

芹川:
津貫の原酒から最初に感じたのは、パワフルさと、フレッシュな洋梨を思わせる果実感、そして心地よいほろ苦さです。これらはニューメイクの段階から熟成後まで一貫して感じられ、津貫らしさを象徴する特徴だと思います。

そのニューメイクを、KANOSUKEの焼酎リチャー樽で熟成させたときに、どのような変化が生まれるのか、とても楽しみにしていました。実際に焼酎リチャー樽で熟成した原酒からは、モルトの厚みや、黒糖を思わせる甘さ、ハーバルなニュアンス、オイリーな質感が感じられました。

一方、バーボン樽で熟成した原酒は、トップに爽やかで華やかな香りが立ち上がります。黄桃や杏仁豆腐、ぼんたんを思わせる果実感があり、その奥に津貫らしいほろ苦さもしっかりと残っていました。同じニューメイクでも、樽によって異なる表情が引き出されていく。その変化を見られたことも、今回の取り組みの面白さだったと思います。

Q3. 今回のブレンドでは、どのような酒質を目指したのでしょうか?

芹川:
KANOSUKEのキーモルトには、麦焼酎ノンリチャー樽熟成原酒と、常圧蒸留原酒をパンチョン樽で熟成させた原酒を使用しました。これらの原酒によってKANOSUKEらしい立体感や厚み、麦焼酎樽由来の豊かなコクを表現しています。
さらに、重厚感のある長期熟成のバーボン樽原酒を組み合わせ、若い原酒が持つフルーティーさと重ねることで、味わいに奥行きを与えています。
また、焼酎リチャー樽で熟成した原酒を赤ワイン樽で追熟したダブルカスク原酒を加え、複雑な甘さと、心地よいビター感を引き出しています。
津貫の原酒を生かしながら、KANOSUKEらしいメローな味わいと、どのように調和させるか。そのバランスを見極めながら、ブレンドを組み立てていきました。

Q4. 完成した酒質のなかに、どのような「TSUNUKIらしさ」を感じますか?

芹川:
やはり、パワフルさですね。
そして、フレッシュな洋梨を思わせる果実感と、余韻に現れる心地よいほろ苦さです。 これらは津貫らしさを象徴する特徴であり、今回の酒質にしっかりとした骨格を与えてくれています。KANOSUKEの原酒だけでは生まれない力強さや、味わいの輪郭につながっていると感じます。

Q5. 一方で、「KANOSUKEらしさ」はどこに表れていますか?

芹川:
KANOSUKEらしさを象徴するのは、完熟果実を思わせる芳醇な甘さだと思います。
具体的には、ドライアプリコットやパイナップル、すりおろしりんごを思わせる、ふくよかで熟した果実のニュアンスです。
こうした芳醇な果実味が、味わい全体に丸みと奥行きを与えています。
津貫のフレッシュな果実感と、KANOSUKEの完熟果実を思わせる甘さ。それぞれ異なる方向性の果実味が重なり合うことで、このコラボレーションならではの酒質を生み出せたと思います。

Q6. 完成したボトルを初めて味わったとき、どのように感じましたか?

芹川:
率直に言うと、「本当においしい」と感じました。
KANOSUKEと津貫、それぞれの個性を掛け合わせることで生まれた味わいの奥行きや、余韻の広がりが想像以上だったんです。
普段のKANOSUKE単体のブレンドとは異なる表情があり、津貫の原酒が加わることで、新しい魅力が引き出されていると感じました。顔の見える造り手同士が原酒を交換し、それぞれの環境で熟成させ、自分たちなりの解釈でひとつのウイスキーに仕上げていく。
造り手同士の交流から始まった取り組みが、これまでにない酒質として形になったことにも、大きな手応えを感じています。
異なる個性が響き合うことで生まれた新しい鹿児島クラフトの可能性を、ぜひ味わっていただきたいです。

(インタビュー・文:マーケティング部 PR/Communication 丹沢恭子)

プロフィール: 嘉之助蒸溜所 ブレンダー/品質管理 係長 芹川直子

鹿児島生まれ、京都育ち。東京農業大学醸造学科で、シュール・リ製法におけるワイン酵母の選択を研究。大手ウイスキーメーカーでの品質管理部門勤務を経て、2018年に小正醸造入社。嘉之助蒸溜所で品質管理・原酒開発・ブレンディングを担当。

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